佐賀県の港町・呼子(よぶこ)は、透明度の高い海と新鮮な海の幸に恵まれた人気の観光地です。特に「イカの活き造り」は全国的にも有名で、毎年多くの観光客がその味を求めて足を運びます。朝市やクルーズ、絶景スポットも点在し、日帰り旅行からドライブデート、家族旅行まで、さまざまなスタイルで楽しめるのが魅力です。
この記事では、呼子観光で外せない見どころ・グルメ・アクセス情報を分かりやすくまとめました。初めて訪れる方でも安心して楽しめるよう、モデルコースやおすすめのお店も紹介します。私たちが実際に行った感想と2025年最新版の情報をもとに、呼子の旅を存分に楽しむヒントをお届けします!
目次
10:00 呼子の朝市
呼子といえば「イカの活き造り」が有名ですが、朝市も見逃せない観光スポットのひとつ。早起きして、港町の澄んだ空気の中を歩くだけでちょっとした旅気分に浸れます。
朝市は毎日朝7時半頃からスタートし、毎日営業しているそうです。朝の弱い私は朝10時から観光しましたが、それでも充分です!お店もたくさん営業していますし、品物もまだたくさん売られていました。
通りの両側にはずらりと並ぶ露店。地元のおばあちゃんたちが元気な声で声をかけてくれて、あたたかい雰囲気。海で獲れたばかりの魚や干物、イカの一夜干し、珍しい海藻類、地元野菜や手作りの漬物などがずらりと並び、あれこれ買いたくなってしまいます。
特に印象的だったのは、イカの塩辛。ご飯にとても合うので、おすすめです。安いところを探しましょう。
また、海鮮類だけでなく、日本酒を売っているお店や、今風でおしゃれなビール醸造所 (Whale Brewing) もあります!
観光客向けの市場というよりも、「地元の暮らし」がそのまま続いているようなリアルな空気感も呼子朝市の魅力です。
歩いてすぐの場所にある「マリンパル呼子」では、ジーラというクジラ型の乗り物に乗れます。遊覧船体験と組み合わせて楽しんで下さい。

📝 呼子朝市の基本情報
📍 住所:佐賀県唐津市呼子町 呼子朝市通り(バス停「呼子」から徒歩すぐ)
🚗 アクセス:唐津市内から車で約30分/福岡市内からは車で約1.5時間
🕙 営業時間:毎日 7:30頃〜12:00頃(売り切れ次第終了)

11:00 「河太郎」でイカの活き造りを喫食

朝市を観光した後のランチは、イカを生きたまま食べましょう!おすすめは河太郎。お店に着くと、生け簀で元気に泳ぐイカたちが出迎えてくれます。
こちらの河太郎で「イカ造り定食」を頼むと、まずは刺身、その後天ぷらでイカを二度味わえます。刺身の時に生きたまま動いているイカが出てきます。イカにレモンをかけてやると、ピクピクと活発に動きます。
まずはお刺身でひと口。コリコリとした食感にびっくり、噛むほどに甘みがじわ〜っと広がって、これが新鮮なイカの味か…!と感動間違いなし。
やはり嬉しいのが、残りのゲソを後で天ぷらにしてくれるところ。お店の人に伝えると、揚げてくれます。揚げたてのサクサク感と香ばしさで、お刺身とはまた違う美味しさが楽しめます。
こちらの河太郎は運が良ければ呼子大橋を一望できる席を案内してくれます。早めに並ぶのがおすすめです。
📝 河太郎 呼子店 基本情報
📍 住所:佐賀県唐津市呼子町呼子1744-17
🚗 アクセス:呼子駅から徒歩で約20分
🕙 営業時間:月〜金 11:00〜15:30、土日 10:30〜17:30

13:00 波戸岬
活太郎で満腹になった後は、せっかくなので少し足を伸ばして 波戸岬(はどみさき) へ。ここは「日本の渚百選」にも選ばれている景勝地だそうです。
まずは「サザエのつぼ焼き屋台」で、サザエのつぼ焼きとイカを喫食。海を眺めながらで最高です。暑かったですが、風が気持ちよくてリフレッシュ。
次はビーチ。ビーチサンダルに履き替えて海の中へ入っていきます。シャワーと水道もあるので、海水浴も可能です(着替えスペースはなさそう)。海の冷たい水の感覚でまたリフレッシュ。
先端の方まで歩くと、ぐるっと海に囲まれていて、歩きごたえがあります。途中、波戸岬恋人の聖地モニュメント「ハートのオブジェ」も発見。カップルはもちろん、友達や家族で来ても楽しめるスポットだと思います。

13:30 浜野浦の棚田
河太郎でイカを堪能し、波戸岬で海風とビーチを満喫した後は、浜野浦の棚田までドライブ。波戸岬から車で約20分ほどでした。
階段状に連なる棚田と玄界灘を同時に見渡せる、絶景ポイントです。
呼子まで来たならこちらも忘れずに訪れることをオススメします!
次は夕方の時間帯に来て、海と棚田と夕日のコラボをじっくり味わいたいところ。呼子や波戸岬とセットで訪れるなら、ここは外せないおすすめスポットです。

📝 浜野浦の棚田 基本情報
📍 住所:佐賀県東松浦郡玄海町浜野浦
🚗 アクセス:波戸岬から車で約20分、呼子から車で約20分、唐津市から車で約30分
無料の駐車スペースも展望台すぐ近くにあるので安心。地元の人たちも訪れるゆったりした雰囲気でした。

14:00 呼子台場の湯
河太郎でイカを楽しみ、波戸岬や浜野浦の棚田を巡った後は、まさに最後の贅沢。呼子港に隣接する 呼子台場の湯 に立ち寄ってきました。
大浴場には 展望風呂 があって、湯に浸かりながら波間に揺れる船や水平線をぼんやり眺められるのが最高。人工ラジウム泉ということで、体にもなんとなく効きそうな感じ。旅の疲れがスーッと溶けていくようです。
しっかり休憩所も完備されており、涼んできました。お茶やお水、自販機もあるので水分も取れます。畳にゴロンとなり、仮眠をとることもできます。利用当日の再入場も、何度でもOKだそうで、好きなものを買ってまた休むことができるので、帰り前の休憩に絶好のスポットです!
📝 呼子台場の湯 基本情報
📍 住所:佐賀県唐津市呼子町呼子1740‑11(呼子台場みなとプラザ内)
🚗 アクセス:呼子河太郎のすぐ横(港エリア、歩いてでもOK)
🕙 営業時間:10:00〜20:00