New Haven に住んでいると一度は聞いたことあるローカル空港 Tweed New Haven Airport(HVN)。
先日、実際に Tweed からフライトを利用してみたところ、思っていた以上に「小さくて快適」「移動が楽」「ストレスが少ない」など、メリットが多い空港でした。
その一方で、「カフェが少ない」「座るところが少ない」「夏はかなり暑そう」などのデメリットも目立ちます。
この記事では、アクセス・手続き・セキュリティ・搭乗までの流れを、実際の体験から紹介します。
結論としては、「あまり期待せず使うのがオススメ」です。
目次
New Haven Tweed Airport(HVN)とは?
Tweed とは、ニューヘイブン市内にある(正確には East Haven に位置します)LCC 中心のローカル空港です。
ニューヘイブン在住者にとっては、(1)JFK 空港(2)ニューアーク空港(3)ラガーディア空港(4)ハートフォード空港(5)ツイード空港の5個の選択肢があり、その中の一つです。
LCC の Avelo Airlines が中心です。
小規模空港で、混雑は大空港に比べれば比較的少なく(それでも結構並びます)、その分飲食店や休憩スペースもわずかです。
アクセスの良さ|New Haven からの移動はラク
Tweed は、ニューヘイブン市内にある唯一の空港です。
East Rock や Downtown からの所要時間は、Uber/Lyft で約15分です。
ハートフォード空港まで1時間かかるので、ニューヘイブンからは最も近い空港になります。
空港ターミナルの雰囲気
Uber/Lyft で行くと、玄関入り口で降ろしてくれるはずです。

ただし、チェックインカウンターはなんと空港の外にあり、外で待つ必要があります。
これは大変なので、できるだけオンラインチェックインを事前に済ませるようにしましょう。

Avelo Airlines の搭乗体験
今回は、LCC の Avelo Airlines に乗ってフロリダのフォートローダーデールまで行きました。
搭乗手続き自体は他の航空会社とあまり変わりません(十分スムーズです)。
LCC では手荷物持ち込みに料金が発生し、空港で払うと高額になるので、必ず事前に払うようにしましょう。


Tweed は小規模な空港(飛行場と言うべき?)なので、飛行機に搭乗する際は屋外に出て歩いて乗ることになります。夏は暑そう!

Tweed を利用するメリット
Tweed を利用するメリットは、こんな感じです
- JFK/ニューアーク/ラガーディア/ハートフォードへ行くより圧倒的に時短(=空港まで行く途中の乗り物酔いをしづらい)
- セキュリティが速い
- 空港内移動が短い(迷わない)
- 家から Uber/Lyft で短時間で到着できる(New Haven ダウンタウン・イーストロックから15分)
注意点
1つ目の注意点として、レストラン・売店は非常に少ないです。2店舗しかありません。

特にコーヒーを飲みたいとなれば、G Cafe しか選択肢がありません。

G Cafe しか選択肢がないため、結構並びます。

2つ目の注意点として、夏はとにかく暑そうということです。

室内はこのような造りになっており、プレハブ小屋か?って感じです。
エアコンがあるとはいえ、夏は日光が降り注ぎ、室内の温度と湿度はひどいことになりそうです。
3つ目の注意点として、座るスペースが少なく、争奪戦になりやすいということです。
もし「座ってコーヒーを飲んでゆっくり飛行機を待ちたいなあ」と考えていたら、その夢は実現しない可能性が高いです。
こうした注意点があるせいか、Google Maps のレビューを見てみると、高評価と低評価が面白いくらいに二極化していることがわかります。

低評価(星1つ)のコメントを見てみると、だいたい「暑い」「狭い」「混雑」などと書いてあります。
Tweed はこんな人におすすめ
Tweed は、こんな人におすすめです!
- 小さな空港のほうが好き
- とにかく自宅からの移動時間を減らしたい
- Avelo の就航都市へ飛ぶ予定がある
逆に、上記に当てはまらない場合は、ハートフォード空港を使うか、ニューヨークまで出て大きな空港を使う方が良いです。
まとめ|快適ではあるが不便さもあるローカル空港
New Haven Tweed Airport(HVN)は規模こそ小さいものの、「移動のストレスが少ない」という点では大手空港を上回る快適さがあります。
チェックイン・保安検査・搭乗までの動線は比較的短く、ニューへイブンからのアクセスも抜群。
Avelo航空の就航都市に行くなら、Tweed を選ぶ価値は十分あります。
近隣に住んでいる人は、今後の旅行でぜひ一度試してみてください。